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歯石はなぜつくのですか?

投稿日: 2016年2月2日  | カテゴリ: Q&A

1分でお答えするショートQ&Aです。

「歯石はなぜつくのですか?」

 


歯石というのは歯の裏側、特に下の前歯の裏側だとかに、

硬い黄色い歯石が付いていたりとか、上の歯の奥とかには結構付いたりします。
こういった歯石は、ではなぜか付くのかというところです。

歯磨きには人それぞれに磨き癖があり、

毎日歯を磨いていてもどうしても磨き残しが起こってしまいます。

それは歯と歯の間、あと歯茎の間などが磨きにくいからなんですけど、

磨き残す部分というのは、だいたい人によって決まっていますから、

取り残された歯垢というのは、時間の経過とともにバイオフィルム、これは細菌の固まりですね。

これが歯周病の原因になったりするわけですけど、こういうふうにやったりとか、

唾液中のカルシウムをそこの部分に取り込むと、

無機塩というのが沈着して石みたいに硬くなるんですね。これが歯石と言われています。

 

特に下の前歯の裏側とかというのは、なりやすいんですが、

ここには粘液質の唾液というのが、舌の、べろの裏側から排出されています。

常時その粘液質の唾液がぶつかるものですから、どうしてもそこの部分のところがねばねばっとする。

そういったときに、そこに歯石がたまってきやすいため、

下の前歯の裏側とかというのは、特に歯石がつきやすいとされています。
そして、歯石には空胞、穴が空いていたりとか、凹凸が無数にあるので、

その上にいわゆる、歯石の上に歯垢がのってしまうのですね。

これはまたさらに、もう一回バイオフィルムというものになたりしますので、

それによって歯周病が起こりやすくなったりする環境ですが、

歯石を取ることで、そういった足掛かりをなくせば歯垢がのりにくい、

そのために、できるだけ歯石を取りましょうというお話をわれわれは患者さんにしています。


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