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口を開けると音 顎関節症?

投稿日: 2015年12月1日  | カテゴリ: TSQ&A

1分でお答えするショートQ&Aです。

「口を開けると、顎がクリッという音や、

シャリシャリ音がします。顎関節症でしょうか?」




顎関節症は、こういった音が、関節雑音というんですが、

こういった音がすることが1つ。

それから、痛みがあることが2つ

それから、口が開かなくなる。

この3つを全て持っている方を一応顎関節症対象としています。
ただ、1個1個のものは、もちろん予備軍ですので、

そういった面では、この時点から、

顎関節症傾向があるということで、

使用させていただいたほうがたぶんいいんだと思います。

クリッという音というのは、ほとんどの場合は、

関節がお口を開けるとるという操作のときに、

関節自体が詰まってしまって、

中にある関節円板という座布団のような組織があるんですが、

これが前方などに落っこっているという状態です。

口を開けるときに、一回開けようとすると、

関節が回転をした後に、前に出ようとするんですね。

出ようとする際に、関節の円盤が戻る。

このときに、クリッという音がする。

そこから、前方に口を開けていくように、前方運動していって

そこからまた、戻ってこようとしたときに、

クリッといって、関節円板がずれて、

かみ合わせるという2回のクリック音、

相反性クリックというんですけど、

これが起こることが通常のことが多いです。

そういった面で、この状態が起こっているのは、

もう既に顎関節症と言えば、顎関節症なんだと思います。

そういった面で、治療をするとすれば、

本当は関節が中側に入らないように、歯がストッパーにならない限り、

意味がないというか、

そうでないと治らないというふうに思っていただければいいと思います。

よく、整体の先生等、関節の痛みを取ること自体を

顎関節症の治療と言っていますが、

顎関節症はそのように3つの兆候があって初めて起こっているものですので、

3つとも治さない限り、はっきり言えば、完治とは言えない。

われわれも、完治は目指しているんですけど、

なかなかそこまで達しないことも多いです。

そういった面では、1つでも、2つでも、

症状が取ればいいんだというふうに私は思っています。


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