１分でお答えするショートQ&Aです。

「中心位というかみ合わせの位置を

言うことがあるんですが、

それはそもそも何を意味しているのですか？」

中心咬合位というのと、中心位いうものが、

歯医者の言葉として出てくるときがあります。

かみ合わせの位置というのは、

歯並びで決まってしまっている位置なんですね。

ただ、本来筋肉だとか、そういったもので決まってくる、

顎と上の受け軸との関係というのは、

本来一番関節のところで、アッパーモストと言うんですけど、

上の位置に接するようになってくるというのが、本来一番いいとされています。

 

そういった面で、その関節円板というのが乗っかった状態で、

間接頭がしっかり形成されていて、一番上にある位置、

ここを中心位というふうに言っています。

その位置というのを僕らは目指して、

そこにかみ合わせが来るようにと考えているのが、その中心位という意味です。
要は、歯で決まってしまうと、

その位置と中心位と違う位置に来てしまう方というのが、

かなり多くいらっしゃいます。

そういった面で、歯並びのところを、

その中心位のところにうまく並ぶように持ってこれれば

本来一番いいんですが、どうしても歯並び等で、

筋肉関係がずれていたりとか、顎関節症があったりとか、

そういった方の場合には、その中心位がきれいに取れない

ということがありますので、

中心位が、中心咬合位が合わないという方がいらっしゃいますので、

そういったときには、そこから中心のところから、

中心咬合位導かれるまでというところをできるだけ

素直にいけるように調整させていただいたりとかしている位置ですね。

そこを一応中心というふうに呼んでいます。