１分でお答えするショートQ&Aです。

「スタビライゼーションスプリントってなに？」

スタビライゼーションスプリントというのは、

いわゆる顎関節症の治療だとか、通常でもそうですけども、

一番スタンダードに、全部の歯がきれいに当たるように調整する。

左右というか、歯並びがどこにでも行けるように調整するスプリントという、

いわゆるマウスピースのことですね。

そのことをスタビライゼーションスプリントと呼んでいます。
スタビライゼーションスプリントというのは、

顎関節症における基本とはされているんですが、

実は顎関節症治療の方って、右側のほうが上げてあげたほうがいい、

左側のほうが上げてあげたほうがいいとかいうものが、

このスタビライゼーションスプリントを何も考えないで作ってしまうと、

そのまま作ってしまうことになるんですね。
ですので、われわれはできるだけ、

的確な診断をさえていただこうと思っていますので、

CT等をお撮りして、この関節がどのくらい詰まっていらっしゃるのか。

だったら、このぐらい空けてあげようというところを見極めてから、

当院ではスプリントをお作りしています。
それによって、簡単に言えば、CTと撮ると、

右側が上がっているほうがこの人にとっては有利に働くよというようなことが、

だいたい分かりますので、

それで厚みをほとんど目調整ではあるんですが、それでやらせていただいています。
これをメタルスプリントというやつは、

さらに科学的にどのくらいの量というのを全部計算してからお作りしていくので、

自由診療になってしまうんですが、

一応24時間お使いいただけるようなスプリントを目指して、

このスタビライゼーションスプリントというわけではないんですけれども、

全部の歯が当たるような形に作るメタルスプリントを

作らせていただく場合もあります。